マインの設立まで
マインが立地する丹後ちりめんの発祥地としても知られる京丹後市峰山町(旧中郡峰山町)は、かつて集散機能を持つ街として発展してきました。
しかし、ちりめんの不況と共に町は衰退、テクノタウン構想の下に産業振興に努めたものの商業の地盤沈下は進行していき、加えて車社会が近隣都市への商業流出に拍車をかけました。
そこで峰山町有志6名が集まり、地元主導による大型ショッピングセンター構想が立ち上がりました。
マインが提供するものは商品だけではなく、情報文化の提案や快適性の実現により新しい生活の発見、家族で楽しいひとときを過ごしたり若者同士がぶらりと散策したりできる場所になる。
ひいては街としてのおもしろさを体験できる施設として、地域の活性化を目指し設立しました。
マインの理念
マインは出店にあたり、地元主導型を貫くため基本方針として『地元四原則』を掲げました。
従来のような核店舗中心に運営されるSC(ショッピングセンター)ではなく、あくまで地元商業者が主体となって展開する店づくりを目指しました。
その実現こそが峰山町や丹後地方の発展につながると考えたからです。
4つの基本理念
- ① 自分たちの手で
- ② 自分たちの住むところで
- ③ 地域の人々と共に
- ④ 共同でSCをつくる
地元四原則
- ① 地元の資本による経営
- ② 地元専門店テナント (地元を中心とした専門店 敷地内店舗43店舗中26店舗が地元)
- ③ 地元の人によるSC運営 (販促活動等:マインテナント会|施設運営等:峰山商業開発株式会社)
- ④ 地元の消費者と共に歩む
マイン誕生小史
昭和54年 | 有志6名が集まり、峰山町商業活性化構想を話し合う。 八鹿町「ペア」見学 |
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昭和56年 | 協同組合方式によるSC出店構想を掲げ、旧商店街区内を候補地に計画を進行。
出店希望者20名。鳥取県・倉吉市「パープルタウン」見学。 |
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昭和57年 | 4月 | ㈱日本マネージメントエージェンシー広瀬勲氏に指導を依頼。 |
10月 | 峰山商業開発㈱を設立。株主20名、出店者13名、資本金2,500万円。 大型SC出店表明。 |
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12月 | 出店予定地を峰山町新町へ移す、郊外型SCへの方向性を決定。 | |
昭和58年 | 3月 | 核テナントとして㈱平和堂の子会社 ㈱エールが決定。 一般テナント募集開始 |
昭和62年 | 2月 | 峰山町長選にて郊外型SC推進派の増田氏が当選。 7月大型SC名称一般公募の結果、『MINE(マイン)』に決定。 |
昭和63年 | 11月 | マイン着工。 |
平成元年 | 6月 | マイン開業。マイン出店テナントで『マインテナント会』を発足。 |
平成7年 | 10月 | マイン2階リニューアル |
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